この記事は、
- これから家づくりを始める方、勉強中の方
- ハウスメーカー(HM)をどう決めたらいいのかわからない…という方
- 個人の体験談を知りたい方
- 大きな買い物なので失敗したくないと思っている方
- 大手のサイトは広告料とかありそうで情報信用できない…という方
こんな方の悩みに役立てばうれしいです。
こんにちは!今回はHM選びということで、以下の内容についてお話しします。
- ハウスメーカーを選ぶ前にするべきこと
- ハウスメーカーの決め方
以下のリンクからそれぞれの項目へ移動できます。
ハウスメーカーを選ぶ前にすべきこと
おそらくほとんどの方が一生に一度の家づくり、失敗したくないという思いで一生懸命に考えているでしょう。
一生懸命がゆえに家族間での意見の相違や衝突もあるでしょう。
家づくりを楽しみながら失敗しないように、微力ながら本記事でお手伝いできればと思います。
3つの条件について家族で共有しておく
家を建てる際に重要になのは、どのくらいの予算でどんな性能・デザインの家を建てるか?
ということです。
- 予算
- 構造・性能
- デザイン
それでは、この3つの項目について1つずつ具体的に見ていきましょう。
予算
恐らくこの記事を読んでいるほとんどの方が住宅ローンを35年で借りる前提だと思います。
なので⦅予算=頭金+住宅ローン⦆となります。
焦点は住宅ローンをいくら借り入るべきか、です。
ここで注意しなければならないのは、各ホームページで計算できるローンシュミレーションは、あくまで借入“可能”額であることです。
また、算出された金額は現在の年収をもとに計算されるため、これから子作りや転職を考えていて年収が大きく変わりそうな方は資金計画を見直すことをおすすめします。
また、家族構成や年齢によって大きく左右されるためライフプランシュミレーションは必須と言えるでしょう。
一般的に住宅ローンの目安として⦅年収の7−10倍⦆や⦅返済負担率35%⦆という数字がありますが、これは限界ギリギリの借入額であるということを覚えておいてください。
ハウスメーカーは家づくりのプロであってお金のプロではありません。あなたの資金計画や将来の生活にかかるお金のことまではわからないのです。
構造・性能
家の構造には大きく分けて【木造】【鉄骨】【鉄筋コンクリート】3つの種類に分かれます。
さらに工法によって【木造軸組み】【木造2×4】【軽量鉄骨】【重量鉄骨】【鉄筋コンクリート】の5つに分類されます。
それぞれの構造・工法で特徴があり、住宅に何を求めるのかによっておすすめが変わります。
- 木造軸組みは注文住宅でコストを抑えたい人におすすめ
- 木造2×4はコストを抑えながらも耐力・耐熱性を求めたい人におすすめ
- 軽量鉄骨は個性的なデザイン住宅を目指す人におすすめ
- 重量鉄骨はコストをかけてでも軽量鉄骨よりも耐力・耐熱性を求めたい人におすすめ
- 鉄骨コンクリートは最もコストがかかるが最高性能を求める人におすすめ
ちなみに国土交通省によると平成25年から令和3年までの構造別着工戸数の割合は
木造50%、鉄骨19%、鉄筋コンクリート31%となっています。
国土交通省のHPで公開されているExcelファイルはこちらから
【住宅】構造別着工戸数のファイルをご覧ください。
デザイン
デザインと一言で言っても、実際は形や色、素材などかなり多岐にわたります。
そして、言葉で表現しても伝わりづらいのが、またデザインです。
なので、デザインに関しては、写真やイラストを用いて説明しましょう。
画像やイラストはインスタグラムやピンタレストなどのアプリや、画像検索などを用いれば簡単に見つかるはずです。
見る角度や天候、時間帯によってもイメージが変わってくるので様々なパターンの画像を用意するといいでしょう。
デザインは好みの問題で、お互いに納得いく着地点を見つけるためにも、家族のあいだでいくつかの候補を共有することをおすすめします。
以上がハウスメーカー選びの前にすべきことです。
まとめ
- ハウスメーカーを選ぶ前に家族で“どんな家を建てたいのか”共有しておく
- ファイナンシャルプランナーと予算を決める
- 画像検索でデザインのイメージを掴む
- 複数のハウスメーカーを比較し、検討する
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