こんにちは、さくです。
2019年に新潟で注文住宅を建てました。
家づくりを始めたとき、まず向かったのが住宅展示場でした。大手ハウスメーカーから地元の工務店まで、6棟以上のモデルハウスを巡りました。
結論から言うと、モデルハウス巡りは「役に立つ部分」と「惑わされる部分」がはっきり分かれます。
「モデルハウスって実際どうなの?」と思っている方に向けて、正直に話します。
モデルハウスで実際に役立ったこと
広さ・天井の高さの感覚がつかめた
図面や間取り図を見ても、「実際にどのくらいの広さか」はなかなかイメージできません。
モデルハウスに行くと、「リビング20畳ってこのくらいか」「天井高2.7mってこんなに開放感があるのか」という感覚が体でわかります。
我が家が吹き抜けを採用しようと決めたのも、モデルハウスで実際の開放感を体験したことが大きかったです。図面の上では「吹き抜けがある」と書いてあっても、実際に中に入って見上げないと、あの感覚は伝わりません。
カタログではわからない情報が得られた
床材の質感、建具の重さ、キッチンの使い勝手……。こういった「触れてみないとわからない情報」は、モデルハウスでしか得られません。
「このメーカーの床材はやわらかくて好きじゃない」「このキッチンは引き出しが重い」など、実際に手で触れることで、カタログの写真だけでは気づけなかったことがたくさんありました。
担当営業さんの人柄が見えた
モデルハウスに行くと、必ず営業担当さんが対応してくれます。これは「会社の雰囲気」と「担当者の人柄」を見る機会でもありました。
「この人と家づくりをしたいか」「質問に対して誠実に答えてくれるか」は、実際に話してみないとわかりません。複数のモデルハウスを巡ることで、比較の軸ができました。
モデルハウスで困ったこと:実際の建物とのギャップ
正直に言います。モデルハウスと実際に建てる家の間には、大きなギャップがあります。
モデルハウスは、各社の「最高の状態」を見せるために作られた展示用の建物です。
- 標準仕様ではなく、ほぼ全部オプション仕様になっている
- 広さも「実際に多くの人が建てる家」より大きく作られていることが多い
- 照明・インテリア・小物まで演出されていて、現実の暮らしとはかけ離れた雰囲気
「このモデルハウスみたいな家にしたい!」と思って見積もりを取ると、オプション費用が積み上がって予算を大幅に超える……というのはよくある話です。
我が家もモデルハウスで見たキッチンに憧れて、「標準仕様との差額はどのくらいですか?」と聞いたら、かなりの金額差があってびっくりしたことがあります。
モデルハウスの正しい使い方
この経験から、モデルハウスは「目的を持って行く場所」だと思っています。
✅ モデルハウスで確認すべきこと
感覚・体感系の確認に使う
- リビングや吹き抜けの広さ・高さの体感
- 床材・壁材の質感
- 窓の大きさと光の入り方
- 音の響き方(吹き抜けがある場合など)
カタログに載っていない情報を得る
- 建具の開閉感・重さ
- 設備の使い勝手(キッチン・洗面など)
- においや空気感
担当者との相性を確かめる
- 質問への答え方が誠実かどうか
- こちらの要望をちゃんと聞いてくれるか
❌ モデルハウスを鵜呑みにしてはいけないこと
- 「この家を建てたい」という気持ちで価格を考えると必ずオーバーする
- モデルハウスの広さを基準に間取りを考えると現実とずれる
- 照明・インテリアの雰囲気は演出なので、実際の生活感とは別物
6棟以上巡って気づいた、効率的なモデルハウスの回り方
たくさんのモデルハウスを巡って気づいた、効率よく情報を得るコツをまとめます。
① 最初の2〜3棟は「感覚を養う」ために使う 最初のうちはとにかく広さや素材感の体感に集中する。各社の違いを感じることが目的。
② 気になる会社には2回行く 1回目は雰囲気を見る、2回目は具体的な質問を持って行く。「〇〇の仕様だと追加費用はいくらですか?」など、数字を確認するための訪問にする。
③ 「標準仕様で見せてもらえますか?」と聞く モデルハウスは最高仕様で作られていることを念頭に、「標準仕様の場合はどうなりますか?」と確認することで、実際に建てる家のイメージに近づけられます。
④ 複数社を同じ日に回らない 疲れると判断力が鈍ります。1日1〜2棟にとどめて、帰宅後にメモを整理するほうが情報が整理されやすいです。
まとめ
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 広さ・天井高の体感 | ◎ モデルハウスでしか得られない情報 |
| 素材・設備の質感確認 | ◎ 触れてみることに意味がある |
| 営業担当者との相性確認 | ◎ 複数社を比較する絶好の機会 |
| 価格・仕様の参考 | △ オプション仕様なので鵜呑みにしない |
| 間取りの参考 | △ 広すぎることが多い。実際の坪数を確認する |
モデルハウスは「体感するための場所」として使うと非常に役立ちます。ただし「そのまま建てたい家のイメージ」として使うと、現実とのギャップに苦しみます。
「何を確認しに行くか」を決めてから行くことで、モデルハウス巡りの質は大きく変わります。
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※ 本記事は筆者個人の体験をもとにしています。モデルハウスの仕様・対応は会社によって異なります。


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