こんにちは、さくです。
2019年に新潟で注文住宅を建てて7年が経ちました。
家づくりで後悔していることはいくつかありますが、その中で「もっとお金をかければよかった」と一番思うのが断熱性能です。
間取りや設備にはこだわったのに、断熱については工務店の担当さんにおまかせで、UA値や気密性能をほとんど確認しませんでした。
7年後の今、そのツケが毎月の光熱費として返ってきています。
断熱性能を「おまかせ」にした理由
設計打ち合わせのとき、断熱の話はほとんど自分から聞きませんでした。
理由はシンプルで、「新築なんだから大丈夫だろう」と思っていたからです。
工務店の担当さんから「断熱材はこれを使います」という説明はありました。でもそれが「いい断熱なのか」「新潟の冬に十分なのか」を自分で判断する知識がなく、「わかりました」と流してしまいました。
UA値(断熱性能を表す数値)という言葉を知ったのは、家を建てた後のことです。
7年後の現実:光熱費が思ったより高い
住んでみて一番感じる断熱不足のサインが、冬の光熱費です。
新潟の冬は厳しい。雪が降り、気温が下がり、曇りの日が続く。そのなかでLDKの吹き抜けを暖めるには、エアコンをかなり長時間稼働させる必要があります。
「吹き抜けだから光熱費が高いのは仕方ない」と思っていた部分もあります。でも、断熱性能が高い家なら同じ吹き抜けでも暖房効率がまったく違うという話を、後から知りました。
断熱と気密は、家の「保温力」です。断熱が弱い家は、どれだけ暖めても熱が逃げていく。光熱費をかけて暖めても、暖まりきらない感覚が冬になると毎年あります。
新潟で家を建てるなら、断熱は特に重要
新潟は「特別豪雪地帯」に指定されているエリアもある、冬の厳しい地域です。
断熱性能を示すUA値は、地域によって求められる基準が異なります。新潟のような寒冷地では、UA値0.46以下(ZEH基準)、できればUA値0.26以下(HEAT20 G2グレード)を目指すのが理想とされています。
我が家の断熱性能がどこに該当するか、正直なところ今でもよくわかりません。工務店に確認しなかった結果、比較する基準すら持てていませんでした。
もう一度建てるなら、断熱でやること
7年後の後悔を踏まえて、断熱について建設前に絶対やっておきたいことをまとめます。
UA値・C値を必ず数字で確認する
- UA値:断熱性能を表す数値。数字が小さいほど断熱が優れている
- C値:気密性能を表す数値。数字が小さいほど隙間が少なく、暖気・冷気が逃げにくい
工務店やハウスメーカーに「この仕様でUA値はいくつになりますか?」と聞いてみてください。数字で答えられない会社は、断熱性能をあまり重視していない可能性があります。
窓の性能も確認する
断熱で見落としがちなのが窓です。壁の断熱をどれだけ強化しても、窓の性能が低いと熱がそこから逃げます。
樹脂サッシ・トリプルガラスなど、窓の断熱グレードについても打ち合わせで確認することをおすすめします。特に吹き抜けに面した高窓は、面積が大きい分だけ影響が大きいです。
断熱グレードアップのコストは「ランニングコスト」で考える
断熱性能を上げると初期費用は増えます。でも、毎月の光熱費が下がることを考えると、長期的には元が取れることが多い。
「初期費用を抑えたい」という気持ちはよくわかりますが、断熱は住み続ける限り毎年効いてくる投資です。削るべき場所ではなかった、と7年住んで実感しています。
まとめ
| 項目 | 我が家の失敗 | やっておくべきこと |
|---|---|---|
| 断熱性能の確認 | 工務店におまかせ、UA値を確認せず | UA値・C値を数字で確認する |
| 窓の断熱 | 特に意識しなかった | 樹脂サッシ・ガラスのグレードを確認 |
| コスト判断 | 初期費用を抑えた | ランニングコストで長期的に判断する |
断熱は、家を建てた後では簡単に変えられません。「新潟の冬を7年経験した今なら、絶対もっとお金をかけた」というのが正直な気持ちです。
これから新潟で家を建てる方はぜひ、間取りと同じくらいのエネルギーを断熱性能の検討に注いでみてください。
複数の工務店・ハウスメーカーに断熱仕様の見積もりを取り比較したい方は、タウンライフ家づくりで一括依頼するのが効率的です。会社ごとの断熱仕様の違いが一目でわかります。
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※ 本記事は筆者個人の体験をもとにしています。断熱性能の基準は地域・工法によって異なります。詳細は専門家にご確認ください。


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