こんにちは、さくです。
突然ですが、告白があります。
私自身と息子、2人とも猫アレルギーです。
それでも我が家には猫が1匹います。7年間、猫と暮らし続けています。
「アレルギーがあるのになぜ?」と思われるかもしれません。猫を飼ってからアレルギーが判明したものの猫が好きで、どうしても一緒に暮らしたかった。ただそれだけです。
アレルギーがあっても猫と暮らすことはできます。ただし、対策なしでは無理です。我が家が7年間やってきたことと、それでもしんどかった場面を正直に話します。
我が家のアレルギー事情
- 私(さく):猫アレルギーレベル3。くしゃみ・目のかゆみが主な症状
- 息子:アレルギーあり。症状は私より重く、レベル4。ひどいと蕁麻疹が出ます。
- 猫:1匹(完全室内飼い)
家を建てる前、賃貸に住んでいた頃から猫と暮らしていました。注文住宅を建てるにあたって、「猫仕様の設計にしたい」という想いで建てましたが、息子が生まれ、アレルギーであることが判明して「アレルギー対策もしなくてはならない」という課題が出てきました。
建築後でやったアレルギー対策
猫のいる部屋・いない部屋を分けた
最も重要な対策として、猫が入れる空間と入れない空間を分けました。
具体的には、寝室には猫を入れないルールにして、寝室のドアは猫用通路を設けてありましたが閉鎖しました。
アレルギー症状が一番出やすいのは、長時間過ごす場所・寝ている時間です。寝室だけでもアレルゲンを減らせれば、睡眠中の症状をかなり抑えられます。
これは7年経った今も継続しており、寝室に入ったときの空気の違いを実感しています。
空調フィルターへの意識
家を建てる際、24時間換気システムのフィルター管理をしっかりやろうと決めました。
猫の毛やフケ(アレルゲンの主成分)は空気中に浮遊し、換気システムを通じて家中に広がります。フィルターを定期的に清掃・交換することで、空気中のアレルゲン量を減らせます。
7年間続けている4つの対策
① 空調フィルターの定期清掃
月に1回、エアコンと換気システムのフィルターを清掃しています。
また、毎年エアコンのクリーニングを専門の業者に依頼して行っています。
猫がいる家庭では、フィルターの汚れ方が明らかに早い。毛が絡まって目詰まりしやすいので、一般的な清掃頻度より多めにやることをおすすめします。
② 猫を寝室に入れないルール
これは家を建てた当初は一緒に寝ていましたが、息子の猫アレルギーが判明してからは必ず続けています。
最初は猫がドアの前で鳴いていて辛かったのですが、習慣として定着すると猫自身も諦めます。今ではリビングの猫ちぐらが落ち着く寝床になっています。寝室だけは徹底的にアレルゲンフリーゾーンにする、というのが我が家の基本方針です。
③ 掃除の頻度を上げる
猫の毛は、気づかないうちに家中に広がります。
ソファ・カーペット・ラグなど、毛が絡まりやすいものは使わずフローリングのみにしました。また、掃除頻度も毎日自動掃除機を使用しています。洗濯物も畳む前に毎回粘着コロコロでアレルゲン除去を心がけています。
④ 猫のいる空間といない空間を意識的に使い分ける
猫が主にいる空間(リビング・キャットウォーク周辺)と、アレルゲンを減らしたい空間(寝室・子ども部屋)を意識的に分けています。
2階子ども部屋も猫立ち入り禁止にしていて、息子が勉強や睡眠をとる空間はなるべくクリーンに保つようにしています。
それでもしんどかった場面
対策をしっかりやっていても、しんどくなる場面はあります。
春と秋の換毛期
猫の毛が大量に抜ける時期は、いくら掃除をしても追いつかないことがあります。この時期はアレルギー症状が出やすく、薬に頼ることもあります。
体調が悪いとき
風邪をひいて免疫が落ちているときや、花粉シーズンが重なるとアレルギー症状が強く出ます。猫のせいだけではないのですが、「このままで大丈夫だろうか?」と一瞬思う瞬間はゼロではありません。
息子の症状が出たとき
自分がしんどいのは自己責任でいいのですが、息子に症状が出ると罪悪感があります。「猫を飼うと決めたのは親の判断」という事実は、常に頭の片隅にあります。
アレルギーがあっても猫と暮らせるか?
結論として、対策さえしっかりすれば暮らせます。
ただし「なんとかなる」には条件があります。
- 薬との付き合いを覚悟する(換毛期など症状が強い時期は薬が必要)
- 掃除の手間が増えることを受け入れる
- 猫立ち入り禁止ゾーンを作る覚悟を持つ
- 子どもへの影響を定期的に確認する
これらを「仕方ない」と思えるくらい猫が好きなら、アレルギーがあっても一緒に暮らす選択肢はあると思います。
我が家は7年間、後悔していません。猫がいる暮らしの豊かさは、アレルギーの不便さを上回っていると感じています。
家を設計するなら、アレルギー対策を最初から組み込む
猫アレルギーがある方・家族にアレルギーがある方が注文住宅を建てるなら、設計段階から以下を検討することをおすすめします。
- 寝室への猫の立ち入りを物理的に制限できる設計(猫用通路をつけない、密閉性の高いドアにするなど)
- 換気システムの性能と清掃しやすさを確認する
- エアコンクリーニングを毎年する
- フローリング中心の設計にしてアレルゲンが絡まりにくくする
- 空気清浄機を置く場所・コンセントの位置を設計に組み込む
アレルギーは「猫を諦める理由」にはなりません。でも「対策なしで暮らせる」とも思わないでください。準備と覚悟を持って、猫との暮らしを設計してほしいと思います。
まとめ
| 対策 | 効果 | 続けやすさ |
|---|---|---|
| 寝室に猫を入れないルール | ★★★★★ | ★★★★☆(習慣化すれば問題なし) |
| 空調フィルターの定期清掃 | ★★★★☆ | ★★★★★(月1回でOK) |
| 掃除頻度を上げる | ★★★★☆ | ★★★☆☆(手間はかかる) |
| 猫ゾーン・非猫ゾーンの使い分け | ★★★★★ | ★★★★☆(設計段階から組み込むと楽) |
猫アレルギーと猫との共生は、決して不可能ではありません。でも「対策なしでいける」は幻想です。
7年間やってきた経験として、「覚悟と対策があれば、アレルギーがあっても猫と幸せに暮らせる」と自信を持って言えます。
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※ 本記事は筆者個人の体験をもとにしています。アレルギーの症状・対策の効果は個人によって異なります。症状が重い場合は医師にご相談ください。


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