こんにちは、さくです。
2019年に新潟で注文住宅を建てました。
家づくりを始めたころ、「何から手をつければいいかわからない」という時期がありました。住宅展示場に行くべきか、土地を探すべきか、銀行に相談に行くべきか。
ネットで調べると情報が多すぎて、どれが正しいのかわからない。そんな状態で住宅展示場に行き、営業担当さんのペースに乗せられて話が進んでいく……。
7年後の今、あのころの自分に伝えるとしたら、こう言います。
「まず2つだけやれ。FP相談と地盤調査だ。それだけでいい。」
なぜこの2つが最初なのか
住宅展示場巡りも、間取りを考えることも、ハウスメーカー比較も、全部大切です。でもそれらは「どの会社で建てるか」が決まってからでも遅くない。
でも、FP相談と地盤調査だけは違います。
FP相談は「いくらまで出せるか」を決めるため。
地盤調査(土地の安全性確認)は「どこに建てるか」を決めるため。
この2つが決まらないと、間取りも会社選びも全部砂上の楼閣になります。逆にこの2つさえ決まれば、残りはどんな順番で進めても大丈夫です。
まず①:FP(ファイナンシャルプランナー)に相談する
家づくりの最初の壁は「いくらまでかけていいのか」です。
銀行に行けば「〇〇万円まで借りられます」と言われます。でもそれは「限界まで借りると返せる金額」であって、「安心して返せる金額」ではありません。
我が家はFPに相談して、自分たちの家計全体から「安心して返せる上限」を出してもらいました。
- 子どもの教育費
- 車の買い替え
- 老後の貯蓄
- 住宅以外の生活費
これらをすべて含めたキャッシュフローを見た上で、「住宅ローンにいくらまでかけられるか」が初めて見えてきます。
FP相談は無料でできるサービスがたくさんあります。住宅展示場に行く前に、まずここから始めることをおすすめします。
予算が決まれば、土地と建物にそれぞれいくら使えるかが見えてくる。ハウスメーカー選びも、予算の範囲でどこが対応できるかを比較できるようになります。
住宅ローンの選択肢を複数社で比較したい方は、この記事で紹介があります。
「ローンの勉強、正直めんどくさい」と思ってた私が、フラット35を選んでよかったと心から思う理由
次に②:土地の安全性を自分で確認する
予算が決まったら、次は土地探しです。
でも土地を「価格・広さ・立地」だけで選ぶのは危険です。
我が家が土地を選ぶときに確認した3つのことがあります。
ハザードマップ
洪水・土砂災害・液状化のリスクを市区町村のホームページで確認します。無料で見られます。
表層地盤増幅率
地震の揺れが地盤でどのくらい増幅されるかを示す数値。「地震ハザードステーション(J-SHIS)」で全国どこでも無料で確認できます。1.6未満が比較的安全、2.0以上は注意が必要とされています。
N値(地盤の硬さ)
地盤の硬さを示す数値。「地盤サポートマップ」などで過去のデータを参考にできます。
我が家はこの3つの条件が揃う土地が売りに出されるまで、約1年間待ちました。
「早く決めたい」という焦りはありました。でも、土地の地盤は後から変えられません。どんなに丈夫な家を建てても、地盤が弱ければ意味がない。
1年待った判断は、7年経った今でも正解だったと思っています。
土地に関してはこちらの記事 土地選びで絶対調べるべき3つのこと【ハザードマップ・表層地盤増幅率・N値】新潟で1年待った実体験 を参照して下さい。
この2つが終わったら、残りは自由に進めていい
FP相談で予算が決まり、地盤の安全な土地が見つかったら、残りはどんな順番で進めても大丈夫です。
- 住宅展示場を巡る
- ハウスメーカー・工務店を比較する
- 間取りを考える
- 設備を選ぶ
これらは全部、予算と土地が決まった後に考えればいい。逆に予算も土地も決まっていない状態でやると、「この間取りは予算オーバーだった」「気に入った土地の地盤が弱かった」という後戻りが起きます。
家づくりの正しい順番(我が家の場合)
参考までに、我が家が実際に進めた順番を書いておきます。
- FP相談で予算の上限を決める
- 土地探し(ハザードマップ・表層地盤増幅率・N値を確認しながら)
- 安全な土地が見つかるまで待つ(約1年)
- 住宅展示場巡り・工務店比較(6社以上)
- 工務店を決定
- 打ち合わせ(15回ほど)
- 着工・完成
4〜7のステップについては、それぞれ別の記事で詳しく書いています。でも1〜3がなければ、4以降が全部やり直しになるリスクがあります。
まとめ
家づくりを始めたばかりで「何から手をつければいいかわからない」という方へ。
まずこの2つだけやってください。
| やること | 理由 | 費用 |
|---|---|---|
| FP相談 | 「安心して返せる予算」を決めるため | 無料サービスあり |
| 土地の安全性確認 | 地盤は後から変えられないため | 無料(ネットで確認可) |
住宅展示場は、この2つが終わってから行っても遅くありません。むしろそのほうが、予算と土地の条件を持った状態で話を聞けるので、営業担当さんとの打ち合わせが格段にスムーズになります。
焦らず、まず2つ。それだけで、家づくりのスタートが大きく変わります。
複数の工務店・ハウスメーカーへの一括見積もりは、予算と土地が決まってから。タウンライフ家づくりを使うと、間取りプラン・見積もりを複数社にまとめて依頼できます。
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※ 本記事は筆者個人の体験をもとにしています。家づくりの進め方は家族の状況・地域によって異なります。


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